「やらなきゃいけないのに、手につかない」
「集中しようとしても、すぐスマホを触ってしまう」
「昔より明らかに頭が回っていない気がする」
もし、こんな悩みを抱えているなら、最初に伝えたいことがあります。
それは「あなたの意志が弱いからでも、才能がないからでもない」ということです。
実は、集中力は性格や根性ではなく、かなりの部分が「食事と脳の状態」で決まることが、科学的に分かってきています。
この記事では、
『ヤバい集中力』(鈴木祐 著)の内容をベースに、
- なぜ集中力が人生を左右するのか
- 頭が冴えなくなる本当の原因
- 2週間で脳の調子を底上げする食事法
- 集中できない自分を責めなくていい理由
を、うつ・集中力低下を経験した私自身の体験も交えながら、分かりやすく解説します。
集中力は「人生の成功」を左右するスキルだった
集中力は、単に「仕事が早く終わる能力」ではありません。
ある大規模研究では、
子どもの頃のIQよりも「集中力(セルフコントロール)」の方が、将来の収入・健康・幸福度に強く影響していたことが分かっています。
集中力が高い人ほど、
- 収入が高い
- 健康状態が良い
- メンタルを病みにくい
- 幸福度が高い
という傾向がはっきり出ていたのです。
つまり集中力とは、
「目先の欲に流されず、大事なことを積み重ねられる力」。
副業、勉強、投資、家事、健康管理。
どれも集中力なしでは続きません。
集中できないのは「怠け」ではなく、脳が疲弊しているだけ
ここで、少し私自身の話をさせてください。
うつがひどかった頃、
私は本を読むどころか、大好きだったアニメを見ることすら億劫でした。
何かを「やりたい」という気持ちはあるのに、
頭が重く、ぼーっとして、体が動かない。
生活を振り返ると、
- 食事は食べたり食べなかったり
- インスタントや適当なものばかり
- 寝る時間はバラバラ
- 睡眠不足
今思えば、脳がまともに動く環境ではなかったんですよね。
大事なのはここです。
👉 集中できないのは、あなたがダメだからではない。
ただ「脳のコンディション」が悪いだけ。
どんなにテクニックを使っても、食事が悪いと意味がない
タスク管理、環境づくり、ポモドーロテクニック。
集中力アップのノウハウは世の中に溢れています。
でも、これらは脳の土台が整っている人向けです。
脳は、栄養が足りなければ、
どんなに気合を入れても本来の性能を発揮できません。
そこで重要になるのが、食事です。
頭が冴える最強の食事法① 地中海食
研究をまとめたレポートによると、
集中力・記憶力・セルフコントロールを総合的に高める食事法として、
最も評価が高かったのが 地中海食 でした。
地中海食の特徴
- 野菜・果物
- 魚介類
- オリーブオイル
- ナッツ
- 全粒穀物
逆に、
- ファストフード
- 加工食品
- お菓子
- インスタント食品
は極力減らします。
これを続けると、
- ワーキングメモリ向上
- 注意力の持続
- 感情コントロール改善
が確認されています。
頭が冴える最強の食事法② MIND食(マインド食)
地中海食をさらに脳特化にしたのが、MIND食です。
脳に良い10の食品カテゴリー
- 全粒穀物
- 葉物野菜
- その他の野菜
- 豆類
- ベリー類
- 鶏肉
- 玉ねぎ・ブロッコリー
- 魚介類
- ワイン(飲める人だけ・少量)
- エクストラバージンオリーブオイル
ポイントは、
- カロリー制限なし
- 我慢しすぎない
- 「脳に悪いものを減らす」だけ
という続けやすさ。
逆に「頭が悪くなる食べ物」
MIND食では、次の7つを減らすことが推奨されています。
- マーガリンなどのトランス脂肪
- お菓子・スナック
- 加工肉
- プロセスチーズ
- 揚げ物
- ファストフード
- 質の悪い外食
完全にゼロにする必要はありません。
「減らす」だけでOKです。
食事は「記録」すると効果が跳ね上がる
おすすめなのは、完璧な記録ではなく、
- 守れた日 → ○
- 守れなかった日 → 何も書かない
これだけ。
記録すると、
- 脳が目標を忘れにくくなる
- 変化に気づける
- モチベーションが続く
という効果があります。
カフェインは「使い方次第で最強の味方」
カフェインは、数少ない集中力アップ効果が確実な成分です。
ただし、使い方を間違えると逆効果。
原則まとめ
- 一度にコーヒー2杯以上飲まない
- 起床直後は避ける
- 摂りすぎない
- 緑茶(テアニン)と併用すると◎
「なんとなく飲む」から
「戦略的に使う」に変えるだけで、体感はかなり変わります。
最重要:集中力は「諦めた方が上がる」
この本で一番大事だと感じたのが、ここです。
集中力を追い求めすぎる人ほど、集中できない。
集中できない自分を責める
→ ストレス
→ 脳が萎縮
→ さらに集中できない
という悪循環に入ります。
大切なのは、
👉 集中できない日があってもOKと受け入れること
これは甘えではなく、科学的に正しい姿勢です。
まとめ|集中力は「環境と習慣」で取り戻せる
集中できない自分を、どうか責めないでください。
- 脳は食べたもので作られる
- 集中力は鍛えるより、整えるもの
- 完璧を目指さない方が続く
もしこの記事が少しでも刺さったなら、
『ヤバい集中力』はかなりおすすめの一冊です。
「自分はダメだ」という思考から、
「仕組みを整えればいい」に変わるだけで、人生は楽になります。

