「幸せにならなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
「役に立たないと価値がない」
…頭では分かってるのに、なぜか苦しくなる。
うつを経験した人や、自己肯定感が削れた人ほど、こういう言葉に縛られやすいと思います。
私もそうでした。
家から出るのが怖くて、社会に戻れない自分が情けなくて、何もできない日々が続くと、気持ちはどんどん沈んでいきます。
「生きてる意味あるのかな」って、真面目に思っていました。
でもこの本(と動画の要約)を見て、心に残ったのはこれです。
「幸せになろうとするほど苦しくなる。だから“幸せにならなくてもいい”」
これ、逃げの言葉じゃない。
むしろ逆で、人生を前に進めるための、思い込み解除の言葉でした。
この記事では、動画内容をベースに
「うつ・無力感」「人生に意味を見失う」「将来とお金が不安」「副業や投資に興味があるけど動けない」
そんな人に刺さる形で、8つの視点をわかりやすくまとめます。
- なぜ「生きてる意味がない」と感じてしまうのか?(答え:思い込みが重なっている)
- 法則①:自分が少し変わると、周りも少し楽になる(集合的無意識→心理学的に翻訳)
- 法則②:人は「99%の幸せ」を無視して「1%の不足」だけ見てしまう
- 法則③:人生の最後に残るのは「何をしたか」より「どんな気持ちでいたか」
- 法則④:不運も不幸も「物語のスパイス」になる(主人公視点)
- 法則⑤:「自分は運がいい」という思い込みが、現実の見え方を変える(認知のクセの話)
- 法則⑥:シャンパンタワーの一番上は「自分」から満たす(自己犠牲の思い込みを外す)
- 法則⑦:「成長しなきゃ価値がない」は思い込み(努力=価値ではない)
- 法則⑧:合わない人と無理に仲良くしなくていい(相性の問題)
- まとめ:この本が伝えているのは「幸せになる方法」ではなく「苦しさを減らす方法」
- ここから一歩:今日できる「思い込みを1つ手放す」ミニ実践
- 本を読むなら
なぜ「生きてる意味がない」と感じてしまうのか?(答え:思い込みが重なっている)
まず大前提として、つらさの正体は“あなたが弱いから”じゃないです。
「生きてる意味がない」と感じるとき、裏に隠れているのはだいたいこんな思い込みです。
- 成長しなきゃいけない
- 役に立たなきゃいけない
- みんなと同じじゃなきゃいけない
- 無駄なことをしちゃいけない
- 意味がないことをしちゃいけない
こういう思い込みって、気づかないうちに無意識に入り込んでます。
しかも厄介なのは、ひとつの悩みの下に、思い込みが何層も重なっていること。
だから「よし!考え方を変えるぞ!」って1回決意しただけじゃ、抜けないことも普通にあります。
何度も戻ってしまうのは、あなたの根性がないからじゃなくて、構造的にそうなっているだけ。
ここで大事なのは、こう考えることです。
思い込みは“真実”じゃなくて“脳のクセ”
クセは、気づいて緩めればいい
法則①:自分が少し変わると、周りも少し楽になる(集合的無意識→心理学的に翻訳)
動画では「集合的無意識」という言葉が出てきます。
これは心理学者ユングが提唱した概念で、超ざっくり言うと、
人は、目に見えないレベルで“影響し合っている”
という話です。
スピリチュアルっぽく聞こえるかもしれませんが、心理学的に言い換えるとこうです。
- 自分の思い込みが緩む
→ 表情が変わる
→ 言葉が変わる
→ 行動が変わる
→ 周りの反応が変わる
つまり、あなたが少し楽になると、家族や友人との空気が変わって、結果的に周りも楽になる。
うつのときって「迷惑かけてる」と感じがちだけど、
逆に言うと、あなたが回復していくこと自体が、周りにとってもプラスなんです。
法則②:人は「99%の幸せ」を無視して「1%の不足」だけ見てしまう
これ、めちゃくちゃ刺さりました。
人ってなぜか
「足りない1%」を見つける才能だけはすごい。
- お金が足りない
- 自信がない
- 人間関係がうまくいかない
- 行動できない
- もっと結果を出さなきゃ
でも、よく考えると、すでに持っているものって本当は多い。
動画で出てきたワークが強烈です。
【ワーク】当たり前の幸せを5つ書く
例:
- 心臓が動いてる
- 目が見える
- ご飯が食べられる
- 眠れる
- 今日も生きてる
そして次に、
【ワーク】一番の願いを1つ書く(例:年収1億円)
で、こう考える。
じゃあその願いと交換するために、
当たり前の幸せを3つ差し出せますか?
ほとんどの人が差し出せないはずです。
つまり、
本当に大事なものほど、すでに持っている。
ここが腑に落ちると、
「幸せになる」はゴールじゃなくて、
“幸せに気づく”がスタートになります。
法則③:人生の最後に残るのは「何をしたか」より「どんな気持ちでいたか」
これも心理学的に超重要です。
人は、行動の実績よりも、
その時の感情や体感の記憶が、あとから人生の質を決めます。
たとえば副業や投資でも、
- 稼げたかどうか
だけじゃなくて - 苦しみながらやったのか
- 自分を責めながらやったのか
- 少しでも納得しながら進めたのか
この違いが、長期ではめちゃくちゃ大きい。
だからこそ、この本が言っているのはたぶんこれです。
「幸せを足すより、苦しさを引く」
つまり、
- 自分を責める
- 比べる
- 無理に正解を探す
- “やらなきゃ”で動く
こういうものを少しずつ引いていく。
うつのときって「何か足さなきゃ」って焦るけど、
本当は逆で、まず重りを下ろすほうが回復は進みます。
法則④:不運も不幸も「物語のスパイス」になる(主人公視点)
有名な逸話(塞翁が馬)が出てきます。
一見不幸に見えた出来事が、後から見たら幸運の伏線だった。
逆に、幸運に見えたものが不幸につながることもある。
結局、何が幸せか運がいいかなんて、その瞬間には分からない。
だから、ここで大事なのは
「幸せを追いかける」より「物語を生きる」
うつや無力感で苦しい時期って、
自分の中では「失敗」「終わり」みたいに感じるけど、
物語として見たら、そこってたぶん
- 次に覚醒する前の“溜め”
- 主人公が立ち上がる直前の“暗転”
なんですよね。
苦しさがあるからこそ、そこからの変化が物語になる。
法則⑤:「自分は運がいい」という思い込みが、現実の見え方を変える(認知のクセの話)
ここも心理学で説明できます。
人は信じているものを根拠にして、
その信念に合う情報だけ拾います(認知バイアス)。
- 「自分はダメ」
→ ダメな証拠ばかり探す - 「自分は運がいい」
→ 小さな良いことに気づける
現実が変わる前に、現実の見え方が変わるんです。
これ、軽い自己暗示じゃなくて、脳の仕組みとして普通に起きます。
だから最初は大げさに言わなくていい。
おすすめはこれ。
「運がいい“かもしれない”」
「悪いことだけじゃなかった“かもしれない”」
この“かもしれない”は、思い込みを緩める最強の言葉です。
法則⑥:シャンパンタワーの一番上は「自分」から満たす(自己犠牲の思い込みを外す)
動画で出てくるチェック項目、刺さる人多いと思います。
- 楽しいことを優先しちゃいけない
- 自分を優先するのはわがままだ
- 自己犠牲こそ愛
- 嫌われてはいけない
- いい人でいなきゃいけない
- 人に喜ばれないと価値がない
- 自分の意見を言ってはいけない
- 常に調和を取らないといけない
- わがまま言ってはいけない
- 我慢しなければいけない
これを「それはそう」と思った数だけ、
あなたは“優しすぎる”可能性があります。
シャンパンタワーって、上から注がないと下まで満たせない。
同じで、
自分が空っぽのまま、周りを満たすのは無理です。
ここで大事なのは、
- 自分だけ大事にする(わがまま)じゃなくて
- 自分も大事にして、周りも大事にする(循環)
自分を満たすことは、周りを雑に扱うことではありません。
むしろ逆で、ちゃんと人を大事にできる土台になります。
法則⑦:「成長しなきゃ価値がない」は思い込み(努力=価値ではない)
副業・起業・投資に興味がある人ほど、ここは要注意です。
- 成長しなきゃ
- 稼がなきゃ
- 早く結果を出さなきゃ
- 出世しなきゃ
こういう焦りが強いときって、
実は“ワクワク”じゃなくて“義務感”で動いてます。
本当に自分軸なら、
「やりたい」「面白い」「試したい」
が先に来るはず。
だからチェックポイントはこれ。
それは、ワクワクですか?
それとも、焦りですか?
焦りが強い時は、いったん視点を戻すだけでいい。
- 今日は1mmでいい
- 今日は整えるだけでいい
- 生きてるだけで前進の日もある
うつを経験した人は特に、
自分を追い詰める才能だけは高いので、
“進むために緩める”が必要です。
法則⑧:合わない人と無理に仲良くしなくていい(相性の問題)
「みんなと仲良くしなきゃ」
これも強力な思い込みです。
現実は、相性が合わない人っています。
それはあなたの人間性が未熟だからじゃなくて、
ただの相性。
合わない人に無理をすると、
自分の心が削れて、回復が遠のきます。
この本の言葉を借りるなら、
世界でたった1人、心から分かち合える人がいたら合格
うつ・メンタル不調の時期って、
「誰とも分かり合えない」と感じやすい。
でも本当は、あなたが弱いからじゃなくて、
相性の合わない人に合わせすぎて疲れただけかもしれません。
まとめ:この本が伝えているのは「幸せになる方法」ではなく「苦しさを減らす方法」
この動画で語られていた8つを、超短くまとめるとこうです。
- 自分が少し変わると、周りも少し楽になる
- 99%の幸せに気づけば、1%の不足に支配されない
- 最後に残るのは行動より感情(心の状態)
- 不運も不幸も物語のスパイス(伏線)
- 「運がいい」という思い込みが現実の見え方を変える
- 自分を満たしてから、周りを満たす(自己犠牲をやめる)
- 成長しなきゃ価値がないは思い込み(ワクワクに戻す)
- 合わない人とは距離を取っていい(相性の問題)
そして一番大事なのはこれでした。
幸せは、なるものじゃなく、気づくもの。
幸せは、足すものじゃなく、引くもの。
ここから一歩:今日できる「思い込みを1つ手放す」ミニ実践
最後に、今日すぐできる形に落とします。
✅実践1:不足を探したら「すでにある」を3つ書く
スマホのメモでOKです。
(心臓/目/ご飯/布団/温かい飲み物…何でも)
✅実践2:「〜しなきゃ」を1つだけ「〜してもいい」に変える
例:
- 頑張らなきゃ → 今日は整えるだけでもいい
- 成長しなきゃ → 今日は休みながら進めばいい
✅実践3:合わない人に「距離」という選択肢を思い出す
仲良くする、じゃなくて、干渉しない。
それでいい。
本を読むなら
この記事で紹介した内容を、もっと具体例と優しい言葉で整理したい人は、
本『幸せにならなくたっていいんだよ』を読むと、刺さる部分が必ずあるはずです。
- Kindleでサクッと読む
- 紙でゆっくり読む
どちらでもOKです。

