洗顔の正しい方法と避けるべき間違いとは？

1. 洗顔は基本中の基本！正しい洗顔方法とは？

洗顔は肌の健康を守る基本のケアです。

例えば、肌に残った汚れや皮脂は、毛穴を詰まらせてニキビや肌荒れの原因になります。また、メイクをしっかり落とさないと、化粧品の成分が肌に残り、トラブルを引き起こすことも。毎日正しい洗顔を行うことで、肌の調子を整えることができます。

手を洗う
手に付いた雑菌が顔に移らないよう、必ず手をしっかり洗いましょう。約20秒間、しっかりと手洗いをすることが推奨されています。
ぬるま湯で顔を濡らす
顔を濡らす際の温度は、37～38℃が理想的です。熱すぎるお湯（40℃以上）は肌を乾燥させる原因となります。
洗顔料を泡立てる
泡立てネットを使うと、短時間でモコモコの泡を作ることができます。目安として、洗顔料の量は1～2cm程度（約1～2g）が適量です。
優しく顔全体を洗う
泡を顔全体に広げて、TゾーンやUゾーンなど、肌の汚れが溜まりやすい部分を優しく洗います。洗う時間の目安は30秒～1分程度が理想的です。
ぬるま湯でしっかりすすぐ
洗顔後はぬるま湯でしっかりと泡を洗い流します。すすぎ残しがあると、肌トラブルを引き起こす原因になります。
清潔なタオルで優しく水分を取る
顔をゴシゴシ拭くのはNG。タオルを軽く押さえるようにして水分を吸い取ることが大切です。

肌質に合わせて洗顔料を選ぶことで、肌トラブルを予防できます。

乾燥肌
乾燥肌の人は、洗顔後に肌が突っ張らないよう、保湿成分が豊富なクリームタイプやミルクタイプの洗顔料がおすすめです。
例えば、「ヒアルロン酸」や「セラミド」などの成分が含まれた洗顔料が肌をしっとり保ってくれます。
脂性肌
脂性肌の人には、皮脂をしっかりと落とせるフォームタイプやジェルタイプが向いています。泡立ちが良く、さっぱりとした使用感のものを選ぶと良いでしょう。
例えば、「サリチル酸」や「クレイ（泥）」成分が含まれた洗顔料は、余分な皮脂を吸着しやすいです。
敏感肌
敏感肌の人は、無香料・無着色で低刺激な洗顔料を選ぶことが大切です。
例えば、「アロエ」や「カモミール」などの天然成分が含まれたものが肌を落ち着かせます。

洗顔料に含まれる成分によって、肌に与える影響が大きく変わります。以下の成分をチェックして選びましょう。

アルコール
乾燥しやすい肌にはアルコールを避けた洗顔料を選びましょう。アルコールは肌を乾燥させ、敏感肌を刺激する原因になります。肌に優しい「無添加」や「低刺激性」の製品を選びましょう。
香料・着色料
香料や着色料が入っている製品は、肌に刺激を与える可能性があるため、敏感肌や乾燥肌の人は避けた方が良いでしょう。
界面活性剤
洗顔料に含まれる界面活性剤（例えば、「ラウリル硫酸ナトリウム」）は、泡立ちが良い一方で、肌の油分を必要以上に取り去ってしまうことがあります。肌に優しい成分を使った製品を選ぶと安心です。